採用情報トップ | 採用データ | エントリー情報 | 採用プロセス | 先輩の声
東北容器工業はどんな会社?先輩の就職の時はどうだったの?
各営業所で活躍中の先輩に聞いてみましょう!(過去に「マイナビ」にて公開されていたものです)
コレなくして商品は完成しない。奥深いパッケージの世界。
池本 健志さん
2009年入社/帝京平成大学 現代ライフ学部 卒業
宮古営業所在籍
流通に欠かせないパッケージの存在。
私たちは包装資材を取り扱う会社です。主に段ボールケースとポリエチレン袋などを製造しており、その他に、発泡スチロール箱、プラスチックトレイなどパッケージに関する様々な商品を取り扱っています。また、工場内に設置するコンテナや清掃ブラシ、手袋、テーブルやカーテンまで、クライアントである企業様が必要とするものを幅広くご提案しています。
一般に商品というのは中身の事を指しますが、消費者が店頭でまず目にするのはパッケージです。パッケージは商品のイメージ、内容を伝えるものであり、流通に必要不可欠な存在です。弊社の営業は、段ボールケースを扱うグループとそれ以外にエリア別3グループの計4つのグループに別れています。私の所属する第三営業グループは八戸市から久慈市、野田村までを営業エリアとし、イカ、サバなど海産物を取り扱う企業様を主に担当しています。今年の三陸は、あまちゃん効果で大忙しでした。
受注から納品までパッケージには多くの知識が求められる。
弊社の営業は、コミュニケーション力以外にも管理、設計、技術的知識など、様々な能力が求められます。 仕事の流れとしては、まず内容物を伺うことからスタートし、その上でどんなパッケージにしたいかお客様と一緒に考えます。内容物が食品だと、サイズ、形状のほかに、保存の仕方、調理方法にも配慮しなければなりません。例えば、冷凍するのか、湯せんするのか、電子レンジに入れるのかなど、使用条件をクリアできる材質を選びます。そしてデザインのイメージを伺い、今度はデザイナーと話をしながら、訴求力のあるデザインを考え、いくつかご提案をします。制作はお客様と二人三脚。製造、袋詰めまで全てに関わります。私たちの名前は完成したパッケージのどこにも載りませんが、ずっと携わってきた商品が店頭に並んだところを見ると、充実感とやりがいを感じますね。
ふるさとで働き、成長していく。
私は、東京の大学から地元での就職を希望して戻ってきました。地元で暮らせる事に満足していますし、地域の産業を支える地元企業への就職は意義のあるものだと思います。帰りたいと思っている学生には、もう、みんな帰ってきて欲しい(笑)。ぜひこちらに就職していただきたいですね。
入社当初は覚える事が多いですし、私が担当する水産関係の企業様は、魚市場のように威勢の良い現場が多く、新人の頃は迫力に圧倒されて、おっかなびっくり仕事をする状態でした。でも少しずつ、携わった商品が店頭に並んだり、お客様とも雑談できるくらい親しくなっていって。今では軽い足取りでお客様の元へ出かけています。入社4年目、後輩も入ってきていますので、今後は、後輩に何を聞かれても答えられる、尊敬される先輩になるよう努めたいです。
いろいろなモノ・コトに興味を持つ事が大切!
一戸 将史
青森公立大学 経営経済学部 経営経済学科
ダンボール 下田工場在籍
現在の仕事内容
ひと言でいうとパッケージ、主にダンボール箱関連の企画営業ということになります。私の勤務地の八戸は日本屈指の水揚げを誇る八戸港がありますので、水産加工業の会社が数多くあることから、それらの会社のしめ鯖や切り身といった加工食品を出荷するための“箱”や、農業関係では六戸地域の特産品の長いも等の出荷・輸送用の“箱”です。もちろん別の部門になりますが、商品として店頭に並んで一般の方も目にする“袋”も当社で作っております。
水産関係でいうと、昔は木箱や発泡スチロール等が多く使われていたそうですが、衛生面やリサイクル等々の環境問題等が背景にあり、最近ではダンボールの需要が多くなってきています。それと、通信・エレクトロニクス関連の仕事が伸びて来ていますので、今一番力を入れて取り組んでいるところです。
今の仕事のやりがい
私の部門のおおまかな仕事の流れは、お客様との打合せで中に入れる製品に合わせてダンボールの材質を決めて、その製品のサイズを実測し設計図面を起こし、それをもとに実物大サンプルを制作して実際に製品を中に入れてテストをして、不具合があれば修整して仕上げていきます。よく一般の方がイメージする様な引越し用のダンボール箱がレディーメードだとすると、私どものダンボール箱はお客様ごと、製品ごとのオーダーメードパッケージなのです。つまり最初に箱があって中に何か入れるのではなく、始めにお客様の製品があり、その製品を保護し、安全に輸送するための業務用のパッケージの企画製造です。
お客様の大切な製品を守り保護する。あまり一般の人の目に触れる物ではないだけに地味な仕事ではありますが、自分のアイディアや経験をフルに生かし、お客様に新しいパッケージを提案していくやりがいのある仕事です。
この会社に決めた理由
学生の頃、就職活動中に偶然“毎日就職ナビ”を見て決めました(笑)。私が見た時の毎日ナビは営業や接客業等の人と接する仕事が多く掲載されていたのですが、その中で東北容器の「容器の営業」というのが目を引きました。それまで考えていた仕事というのはクルマであったり携帯電話であったりと社会をよく知らない学生であってもどのような仕事なのか日々の生活の中で見かけたり、想像できたりする仕事だったのですが、「容器」とういのは普通に生活している人々には馴染みのない仕事の様に思ったので逆に印象に残りました。だから私の場合、正直にいうと「ヨーキって何だろう?」という軽い気持ちから興味を持って入社を決めたということになるのでしょうか。もちろん今ではその直感は正しかったと思っています。
当面の目標
最近は徐々に弱電関係の仕事が増えてきていますので、その需要に対応していけるように目下勉強中です。食品系の基本はそれこそ引越し用のダンボール箱が基本ですが、弱電はワンセグ対応の基盤や直径2センチぐらいのモーター等の精密な部品も数多くあり、衝撃や振動に弱いという面がありますので、輸送中に製品が傷まない形状を考えなくてはなりません。近ごろは環境問題等の面から緩衝材として発泡スチロール等を使わずに、ダンボールを上手く使って緩衝材の役目を果たすようになってきています。そのためのダンボールをカットする特注の金属の刃型を作らなければならい等、お客様はもちろん、当社工場の技術者や外部の協力社との綿密な打合せが必要になります。まだまだ経験が浅く未熟者なのでなかなか“形”が決まらずに試行錯誤の毎日ですが、いい“形”ができてお客様に喜んでいただけた時など、この仕事を選んでよかったと思います。
将来の夢
仕事面では食品や弱電関係に限らずいろいろな企業に当社独自のノウハウやネットワーク・フットワークを活かし、お客様の考えていたモノを超えるようなオリジナリティーのあるパッケージをどんどん提案しいていきたいです。
プライベート面では、学生の時分は実家にいたせいかまったく興味がなかったのですが、就職して一人暮らしを初める様になってから自炊するようになったおかげで料理に興味がわいてきました。今のマイブームは食器や調理器具を見たりするのが好きで、徐々に集めているところです。それとドライブがてらの温泉めぐりです。趣味や旅行を通して見聞を広め人間の幅を広げていきたいと思っています。
いつかは自分でオリジナルの商品を手掛けたいと思っています。
高橋 直樹
山形大学 大学院 理工学研究科修了 物質工学専攻
総務部 総務・経理グループ課長
営業担当時の仕事内容
基本的には、ルートセールス。お客様の在庫管理をしながらリピート商品の発注をリアルタイムで受け付け、商品を納品しています。
私は段ボール以外のパッケージを扱う第三営業グループに所属しています。商品としては、パッケージはもちろんのこと、食品工場内の一般資材も扱っています。水産加工会社などの生産ラインや包装機なども扱っていますので、工場まるごと全部を受注して納品するといった仕事もあります。
今の仕事のやりがい
自分が企画から携わった商品が流通していくときには、やりがいを感じます。
私の担当している水産加工関係というのは、やはり急ぎの仕事が多く、納期が大きな課題でもありますから、その辺が最大の苦労になります。また当社は、ケースバイケースで配達なども営業が行なう場合がありますので、お客様に「今すぐ持ってきてくれ」といわれたときにいかに迅速に対応するか、といったフットワークの軽さなども重要です。
私自身、最初は仕事を覚えることで精一杯で、余裕がありませんでした。最近少しずつですが、やっと自分のペースがつかめてきて、仕事を自分なりに楽しめるようになったといった感じです。
この会社に決めた理由
最初は正直、パッケージは裏方といったイメージがどうしてもありました。けれども、いろいろと調べていくうちに、パッケージというのは商品のイメージづくりにとても重要であること、例えば、売れたり売れなかったりといったところに関わる部分でもあることがわかってきました。お客様の売り上げに貢献できるという、面白さのある仕事であることが、当社に決めた理由です。
当面の目標
やはり八戸でしっかりと力をつけて、どこの営業所でもしっかりやっていけるような営業になりたいですね。当初心配していた方言とかも全然問題なかったですし、私が大学時代を過ごした山形よりも雪は少なくて過ごしやすいですし、魚も美味しいです。自分にとって、今が大切な時期だと思うので、しっかりとがんばっていきたいですね。
将来の夢
当社は今、自社製品の開発を視野に入れて活動しています。ですから、いつかは自分が新しい商品を手掛けられたらとも思っています。このことは入社当初からずっと考えているのですが、難しい課題なので、力をつけてぜひチャレンジしてみたいと思います。
将来は広告代理店のように販売戦略までトータルに提案したい。
石倉 崇寛
八戸工業大学 工学部 エネルギー工学科
現在の仕事内容
商品は主に、紙やプラスチックのパック、トレイなど“軟包材”と呼ばれるパッケージと、関連する包装機械や工場内の一般資材も扱います。食品加工工場や農協など、多種多様なお客様を40~50社ほど担当しています。
パッケージの提案は、私の場合、デザインから始まります。お客様と打ち合わせしながら販売ターゲットや年齢層などの情報を引き出し、イメージをデザイン会社に発注。変更を重ねながら最終的なデザインを決定していきます。併せて、水ものであるとか、酸化しない材質が必要など、パッケージする食品に適した材質を選び、厚さや寸法を決めて包装形態をつめていきます。試作品を作ってお客様の確認を得たら、包材メーカーに発注という仕事の流れになります。一週間で決定する場合もあれば、長いもので半年をかけて形にするケースもあります。
今の仕事のやりがい
やはり、自分が苦労して作ったパッケージのデザインや形態を、お客様に評価して頂いたときは仕事の手応えを感じます。そして商品が世の中に出て、スーパーの店頭に並び、手にとって買って頂くことは最高の喜びです。
自分が企画した商品の売れ行きが気になって、スーパーに見に行くこともよくありますね。
単にモノを売るのではなく、商品に合ったパッケージを自分で考え、設計して提案していくことは、確かに難しさもありますが、逆にそこにこの仕事の面白さがあると、入社5年目の今あらためて思っています。
この会社に決めた理由
大学で、ジェット機のガスタービンの研究をしていたほど、もともとモノを作ることが好きだったことがパッケージづくりに軽い気持ちで興味を持った最初の理由でした。でも実際に入社してみて、パッケージの奥深い世界を知ることになり「よし本腰を入れてこの仕事をやってみよう」と現在まで取り組んできました。それから自分がずっと野球をやってきたので、野球部が強い会社だということも正直大きな選択理由のひとつでした(笑)。
当面の目標
お客様が、自分に発注して良かったと思って頂けるような、“プラスαの提案”ができる営業になっていきたいと思っています。そのためには、いつも同じことをやっていてはダメだと思います。商品にしろ、営業スタイルにしろ、つねに新しいことを考え、実践していきたいと思っています。
将来の夢
これからは新しい展開が必要という意味で、パッケージ以外にも幅広くお客様に提案できればと思っています。たとえば、将来的には“広告代理店”のように、お客様の商品づくりから販売戦略までを、パッケージとともにトータルに提案していけるような会社にしていきたいと、個人的には考えています。
自分のスタイルを確立して営業のスペシャリストをめざしたい。
小野寺 義雄
神奈川工業大学 工学部 応用化学科
ベトナム ホーチミン駐在
八戸在籍時の仕事内容
ダンボールを専門に扱う第一営業グループで、全エリアのお客様を担当しています。お客様の要望を聞き、商品の内容、大きさ、重さ、輸送形態などの条件に合わせて、材質や印刷するデザインを考え、ダンボールケースを製作していくのが主な仕事内容になります。
私も入社してから知ったのですが、ダンボールはバージンパルプや古紙の比率によって重さが異なり、重いほど強度が高く、1平方当たりのグラム数によって4 段階の強度があります。また構造は通常、表と裏、そして波のようになっている中芯の3つの紙を組み合わせて作られています。これをシングルフルートといい、3枚の紙の組み合わせで強度が違ってきます。さらにシングルフルートを二重構造にしたのがダブルフルートで、りんごなどの重いものはダブルフルートを使用しています。また新巻鮭などのように水分のある商品の場合は特殊な樹脂フィルムを張って撥水加工した耐水性の高い材質を使うなど、商品特性に合った提案をしています。
今の仕事のやりがい
ダンボールケースに印刷するデザインは、イメージをデザイナーに発注して製作していきますが、お客様が気に入るデザインになるまで何回もやり直しすることも少なくありません。それだけに、待ちに待った製品ができあがり、実際に印刷されたデザインを見たお客様に「いいものが出来た」と喜んで頂くことほど、うれしいことはありません。苦労も吹き飛ぶほどの達成感を感じます。それから、最近は既存のお客様のルートセールスに加えて、ダンボールの需要が見込めそうな工場やスーパーなどを飛び込みで訪問しているのですが、そうした新しいお客様に自分という人間を信頼してもらい、注文をいただいた時には大きな手応えを感じます。
この会社に決めた理由
就職活動では、八戸の企業を業種を決めず探していました。その中で東北容器工業のパッケージのルートセールスという仕事に心が動いたのです。それは、この仕事ならいろいろな企業を知ることができるし、多くのお客様と接することができるだろうと考えたからです。そういう環境で自分を磨いてみたいと思ったのですが、入社して2年目のいま、その選択は間違っていなかったと感じています。
当面の目標
営業という仕事がいますごく面白いので、プロと呼ばれても恥ずかしくない営業のスペシャリストになることが当面の目標です。そのために、営業トークにしてもプレゼンテーションにしても、いまはまだ先輩や上司の真似ですが、自分らしいオリジナリティのあるお客様との接し方や営業スタイルを見つけていきたいと思っています。そして既存のお客様のシェアアップと、新規のお客様の開拓にも意欲をもって取り組んでいきたいですね。
将来の夢
大学でプラスチックを専攻していたので、将来的に活かす機会があればと思っています。土に還り、燃やしても有害物質が出ない“生分解性プラスチック”などの製品も出てきていますが、そうした環境に配慮した東北容器工業独自の製品の開発に携われたらと考えています。
パッケージを通じて地域産業に貢献する、私の希望と一致しました。
浅沼 寛之
盛岡大学 文学部 児童教育学科
大船渡営業所在籍
八戸在籍時の仕事内容
当社は第一営業グループから四グループまで、扱う商品などによってセクションが分かれているのですが、私は段ボールを専門に扱う第一営業グループに所属しています。仕事内容はいわゆるルートセールス、お客様を定期的に訪問し、在庫状況などをチェックしたり、打ち合わせをしながら注文をいただく、といったことが主な仕事になります。
今の仕事のやりがい
段ボールというのは一見地味というか、まあ学生さんですと引っ越しのときに使うくらいで、一般消費者の生活の中よりも、流通の過程で使用されるものです。極端な話、他社との差別化というのがとても難しい商品なんですね。ですから逆に、商品力はもちろんですが、営業の力量にかかっている部分も多い商品なんです。
つまり、先輩の言葉を借りると「自分を売り込む」、お客様とのつながりをきちんと築けないと売ることができない商品でもあるんですよ。営業が要であると。ですから新規で受注することが出来たときは、信頼関係ができたのかなあとちょっとした自信になりますし、やりがいを感じますね。
この会社に決めた理由
自分は元々大学で小学校教員養成の課程を受けていました。ところが、その過程において、だんだん自分の志向とは違うのかなあと感じ始めたのです。そんなときに、東北容器工業に出合いました。
営業所が私の地元である盛岡にもありましたし、東北容器工業の経営理念である、「パッケージを通じて地域産業に貢献する」というのはまさに私の希望とぴったりでしたから、それが一番の決め手になりました。
当面の目標
まずは本社で、しっかりと一人前になるまで仕事をがんばりたいというのが当面の目標ですね。営業職というのは、実務はもちろんですが本当に総合的な人間力みたいなものが大切ですし、自分にはまだ足りない部分があると思っていますので、先輩方を見習って常に上を目指してがんばっていきたいです。
将来の夢
や はり、本社で力をつけて、会社に認められるくらい活躍できるような一人前になりたいです。そして、できれば10年以内には地元の盛岡に帰って、地域貢献できるようになりたいです。 プライベートでは、今はまだ忙しくてなかなか難しいのですが、ゆくゆくはすてきな奥さんを見つけて幸せな家庭を築けたらと思っています。